プロ選手って大変だと思います。オープン大会とプロ大会の違いとかなんとか

こんにちは大家です。

TOKYOゲーミングシェアハウスではまだまだ入居者を募集しております。

先日も入居希望の方がいらっしゃいまして、決まってくれば徐々に部屋も埋まるようになってきます。

そこで、考えているのが・・・もし、ある程度人数が固まれば、

新たなサービスの開始をしようかと考えておりまして、

題して米食ってれば生きていけるサービス!

なんじゃそりゃ!?ということですが、要するに炊飯器にご飯が炊けているというサービスです。

毎日はなかなか難しいかもしれませんが、週のうち何日かそういったサービスが出来ないか検討をしております。

さて、シェアハウスの住人にはカジュアルゲーマーもいればプロを目指して日々精進している方もいまして、様々なゲーマーが一緒に住んでおります。

特にプロを目指しているゲーマー、ここでは選手といいましょう

彼らプロ志望の選手は今後の生活を考えるにはどうしていくのでしょうか?

先日、とあるプロチームの関係者の方に

「なぜe-sportsは未だ発展途上なのに今から引退後の生活までを保障というかビジョンとかを示さないといけないのですか?」

という質問をしてみた、というのはスポーツの世界には沢山のスポーツ競技が存在します。

その中でプロ競技と言われているもので、食べていける競技は何種類あるのでしょうか?

定義はいろいろと考えないといけないかもしれませんが、あまり多くはない感じがします。

では、プロリーグで成り立っているスポーツといえば

ゴルフ、テニス、ベースボール、サッカー、ラグビー、クリケット、ボクシングなどなどがあります。

どれもすごい金額を手に入れることが出来ます。

ですが、これらすべてのスポーツは当たり前ですが、成功するには大変な努力と強運があると思います。

そして、どれも成功者は一握りでしかありません。

そう考えると、プロリーグやプロ選手が今後沢山出てくるにあたってどう考えるのか?

だいぶ無責任に聞こえるかもしれませんが、今はまだ何もかもが手探りの状態と考えると

引退後の人生を考えるよりもまずは一人でも多くの選手がプロになって活躍が出来るステージを考えるべきなのではと思います。

e-sports業界が何であれ大きくなればプロで飯が食えるという状況が増えてくるのではないか?

それを取り巻く状況にもお金が回り出し、例えば引退後の解説者やインストラクターなどといろいろと出来上がってくるのではないかと思います。

もっと言えば、なにがしかのプロ選手で立派に別の業界でビジネスマンとして働いている人も多くいます。

直接業種としては関係なくても企業が採用で、運動部を好むのと同じようになるかもしれません。

「そうか君はe-sportsのプロだったんですか?」って

適当に言っている話ではなく、とあるe-sportsの大会で日本チャンプになった実績を大きく買われて

就職できた人間がいまして、実際に2名ほど大手企業で現在も働いています。

ではなぜ今ゲームがプロとかスポーツとかを語りだすといろいろと議論になるのか?

私の場合はこう考えます。

他のスポーツに比べてゲーム大会を開くには様々なハードルがありすぎて、気楽に開くことが出来ないのが理由のひとつだと思います。

ゲームをすることが良いことと認知されて来なかったこともありますが、他にも要因は沢山あります。

では、仮に法的にもクリアーになり大々的にどこかでプロなるものを作れば解決かと言えばそれで終わりではないと思います。

それだけでは、どうしても運営が認定した一部のものしか参加できない大会になってしまいます。

わかりやすく言うと、俗にいう草野球がありますがあれは誰でも参加が可能です。(認定はいりません)

つまり、誰でも気軽にオープンな大会が開けないことがあると思っております。

これでは、先ほど書いた「e-sports業界が何であれ大きくなればプロで飯が食えるという状況が増えてくるのではないか?」には

なかなかつながり難いのではないかと思います。

もちろん、オンラインというコントロールが厳しい環境もあるため、大会が荒れる恐れのあるオープン大会は大変なリスクを伴いますので、

プロという括りでクローズにした方がより安全で良いのだと思います。

ただし、オープン大会をやれない、出来ない、またはやらせないとなると、

仮にその大会が盛り上がってたとしても観戦する人は増えてくるだろうが、プレイする人はプロ志向以外の人は減ってくるのではないでしょうか?

実際にそういった現象が出ているものもあると聞きます。

ではどうしたら良いのか?

残念ながら、ゲームを制作していない私には明確な答えは出せません。

e-sportsはそれだけ事業としてやっていくのは困難な事業だと考えております。

だからというわけではないのですが、 LANpartyを昨年から開催してゲーマーによるゲーマーのためのイベントを模索しております。

昨今ゲーム大会から何でもかんでもe-sports!と呼ばれてしまいますので、仕方がないのですが、

前回のC4 LAN 2017WINTER であるスタッフが「e-sportsイベントの成功!おめでとうございます!」ってインタビューの時に言われたらしいです。

まだまだ、一般的にはゲームがスポーツなのか???の世界で、インタビューした方もようやくゲーム大会がe-sportsなのか?くらいの認識なんだろうと思うので仕方がありません。

私の認識はe-sportsはシーンでしかないのですが・・・

これはLAN PARTYも同じことで、だから厳密にはどちらも説明が出来なくて当たり前なのだと思います。

今年もいろいろとe-sportsのプロ大会が出来上がるだろうと思います。

しかし、何年後かに淘汰されたり、また新たに立ち上がったり、こんな感じで数年行くのだと思います。

そうしているうちに、何かの型が出来上がってくると良いと思いますが・・・

いろいろな意味で今後のe-sportsを謙虚に見守りたいと思います。

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