C4でLANPartyの大先輩と12年ぶりに再開 かっこいいってこういうことだよね

こんにちは大家です

C4 LAN 2018 SPRINGには沢山のゲーマーに来て頂き

誠にありがとうございました。

まだ、集計が正確には出ていませんが、

byoc席は約400席(スポンサー席含む)の予定数を完売、

総来場者数は約1,200から1,300名位になりました。

C4について具体的な感想は後日落ち着いてから、また書きたいと思います。

 

さて、どうしても書きたいことがありまして、

皆さん!BigLANというLANPartyが15年以上前に

あったのをご存じですか?

CyACが誕生する前の話です。

このLANPartyを主催されていた方が大先輩の長縄さんです。

私はタイトル通り12年くらい前に一度だけお会いしたことがありまして、

当時は本当にe-sportsをやりだした駆け出しの頃で、

正直、e-sportsってチョロいくらいに思っていました。

俺がやれば流行るよってな感じです。

そんな時に出会ったのが長縄さんでした。

こんな生意気な小僧の心理を察してかどうかわかりませんが、

かなりの口調で

「オイ!君はe-sportsやるつもりか?これ、かなりしんどいぞ!」

と突然言われ、キョトンとしている私に畳み掛けるようにまた

「やるなら命懸けてやれよ!それがなきゃやめちゃいな!」

と言われ正直びびったんですが、同時にこのおっさん初対面に何言ってんだ?

って腹が立ちました。

今、思えば当時製造とか物流の分野で次々営業が当たり

周りからはすごいねとか才能があるねとか誉めてくれる人が少なからずいて、

まあ、いわゆる調子に乗っていました。

これまでe-sportsで苦労されてきた長縄さんから見れば、

なんだ生意気なクソガキがあ!って見透かされていたのかもしれません。

しかし、この「やるなら命懸けでやれよ!それなきゃやめちゃいな!」

はその後に続くCyACに大きく影響しました。

このブログにもよく書いているのですが、

CyACは何度もやめようと思いました。

しかし、命と比べたらたいしたことじゃない、

命懸けならなんでもできると踏みとどめさせてくれたのが、

先ほどの言葉、やめるのは簡単、続けていくのは大変です。

悔しいって思えば思うほどあの時のシーンが甦りました。

だけどね

こういう長い時間を経て改めて身体に入ってくることがあります。

あれがなかったら、本当にやめていたかもしれません。

12年ぶりにお会いできて他に人がいたから笑顔でいましたが、

そのお顔を見た時は

正直、泣きそうでした。

「先輩が言ってた通りe-sportsって本当にしんどかったです」って言いたかったです。

この業界、私より年が上の方があまりいません。

そういう意味では愚痴をなかなかこぼせません。

あれ?

なんかいろいろ文章が感傷的になってしまいました

この辺りでやめますが、

多くの期待を背負い私はC4をもっともっと大きくしていきたいです。

こんな私を生温かく見守って頂けたらと思います。

 

最後に長縄さんのかっこいいエピソード

C4が終了した最終日は雨が降りました。

出口付近には傘を持っていないゲーマーが立ち往生しておりました。

そんな彼らを見た長縄さんはうちのスタッフに「彼らに傘を買って来てあげなさい」

とそっとポケットマネーを渡しました。

びっくりしたスタッフが私を見つけて、「買って来てよろしいですか?」

と伝えて来たので、そのご厚意は受けなきゃいかんよと返しました。

とこれだけでもかっこいいのですが、

「すみませんお気を使って頂き」とお礼を申し上げたら

なんと!

これですよ!

「すまんなあ、余計なことして」

だってさあ

ヤバくない?って

ほんと!そう思いました。