別府おんせんLANで気がつかされました!もっとスタッフに気を配らなくては

こんにちは大家です!

 

たて続けに別府おんせんLANのレポートを書いているのですが、

今回のイベントが無ければもしかしたら、

C4LANに望む姿勢が崩れ自ら崩壊していたかもしれません。

それくらいのインパクトを私に残してくれたと感謝しています。

イベント内容について言えば、C4LANと比べたら

申し訳ないのですがだいぶ劣っていると思います。

しかしながら、熱量についてはどうかと言えば、

これはC4LANに匹敵もしくは勝るかもしれないと思いました。

その大きな理由の一つには共に作り上げた

大分スタッフの存在があったと思います。

先にブログやTwitterでスタッフのことに触れていますが、

あえてここでもう一度取り上げたいと思います。

スタッフは総勢20名くらい集まりました。

この中には他府県からの応援が

4名くらい入りますが、

残りは全て大分になります。

もちろん、何もやったことのないド素人集団です。

緊張もあってか自己紹介も全体的に大人しい感じがしまして、

正直、この面子で大丈夫か?と不安に思うくらいでした。

しかし、翌日はイベントが始まります。

そんなこと言ってられません。

私はキッティングと物流を任されていたので、

まず代表の西村さんに誰が私が教える責任者ですか?と訪ねると

以前、大分を訪れた時に食事した二人でした。

そこで早速、この二人に

「基本的には二人にしか話はしないからね」

と責任の所在をハッキリさせ、

残り10名のキッティングスタッフと

開封作業に取りかかりました。

前述書いた通り始めはC4LANのマニュアルを

持って来ようかと考えていましたが、

それは止めて大分のスタッフと一緒に

考えて作り上げていくスタイルにしました。

これも書きましたが、

そうでないと大分のスタッフが

自ら作り上げているという意識が

持てなくなると思ったからです。

これは、ステージ制作、受付全てにおいて

意識していました。

始めは事細かに教えない私のやり方に

だいぶ戸惑っていましたが、

私の意図を理解し始めると彼らは

自ら考え出しどうしても経験が

必要な知識のところだけ質問をしてきました。

特にこれが発揮したのが、

「貸し出し用に箱から出した機材を

今のうちに片付けておきたいのですが、

この場合どう判断したら良いですか?」

と質問してきました。

確かに、今回はC4LANにはないマウスやキーボードなどの貸し出しがあり、

物量から言えばC4の半分近くになります。

そのため、早めに撤収の準備をする事は大変良いことだと思いました。

しかし、私は

「キッティングの本質は箱から取り出して

また同じ箱に戻すことが一番重要なんだよね

そこは大丈夫ですか?」

と逆に質問を返しました。

また、これは事前に決めていたことと違う動きになるので、

代表の西村さんに判断してもらわないといけないと

ここでも、スタッフの責任所在をハッキリさせました。

そして、西村さんも交えて彼らは私とは関係なく自ら判断して結論を出しました。

ちなみに、私もデバイスまでの開封梱包はあまりやったことがなかったので、

実は彼らの判断を見守るしかありませんでした。

結論から言えば、貸し出している

デバイスが返却されるまで触らないようにしようとなりました。

間違いのリスクを避ける方針を自ら出しました。

イベントが終了し片付け作業に取りかかりました。

今度は開封したものを正確に元に戻す作業です。

PC、モニター、マウス、キーボード、ヘッドセット、マウスパッド

それぞれ約30個分あります。

箱数で言えば200弱あります。

また、PCやモニターは重かったり大変なんですが、

デバイスは細かいものが沢山入っていたりして、

また別の大変さがあります。

さらに、人数が少ないため梱包が終わると同時に

1階の倉庫まで運ばなければなりません。(会場は2階にあります)

当たり前ですがテーブルや電源、ネットワークの撤収も必要なので、

少ない人員からそちらにもリソースを割かないといけません。

これら完璧に終わらせるのに使える時間は5時間しかありません。

準備日の時は12時間以上たっぷり時間があったから

彼らが早めに撤収したいと思ったのも無理もないと思います。

しかし、準備の時とは違い彼らは自ら考え行動します。

そのため、やり方というより概念だけ教えていくと勝手に動き出します。

最後はほとんど何もしていません。

これは簡単に書いていますが、

大変なことだと思います。

わずか1日で組織的に自ら考えて行動する

この姿は精鋭部隊と呼べる素晴らしい動きで、

なんと5時間しかないところ4時間かからずに作業を終了させてしまいました。

そんな彼らは実にカッコ良く映っていました。

今回、もう1つ意識したことは、

組織的に動かす

というこでした。

組織的とは何か?

簡単に言えば責任の所在をハッキリさせることです。

私からのアドバイスは1人ないし2人にしか

話さないようにしました。

これは、C4LANスタッフをして頂いている

水長さんと娘さんから教わったものです。

(娘さんとはあの有名なスイニャンさんです)

C4の現場において当初

スタッフが質問してきたことに対して

一人一人直接答えてきました。

その場で判断し直ぐに指示をした方が作業がスムーズに

進むだろうと考えていました。

しかし、ながら組織の流れ以外で指示がなされると

結局現場が混乱し作業が止まってしまいます。

これでは意味がありません。

これに困った水長さんスイニャンさんから

「勝手に指示をしないでください!」と

何度も強く注意されたことがありました。

このこと、つまり組織的に動かすことにおいて

当然ですがC4以外にも社内にはスタッフが沢山います。

なので、今さらの話なのですが、

頭で理解しているつもりでした。

しかし、実行動が伴っていなかったと

反省せざるを得ませんでした。

この経験元にした組織的に動かす

ということを特に西村さんと石田さんに

伝えたいと思っていました。

やっぱり、二人は仕事が他のスタッフより早いです。

なのでついつい現場に手を出してしまいます。

しかし、全体からの効率から言えば、

聞きたい時にどこかに行ってしまったり、

作業が止まってしまいます。

私はその状況を見て

西村さんにはその度に声をかけてわざと別の話題をしたりして、

その場から引き剥がすことをしていました。

石田さんにも同じようなことをしていました。

何度も書いてますが

現場が混乱し作業が止まってしまいます。

私が手を出さない方が早く進みますよ

と言ったことはやはり驚いた様子でした。

そんなこんなで、

もっとリーチ出来たかもしれないとは思いましたが、

来場者も沢山来られ、事故もなく無事終了しました。

大分のスタッフは本当に優秀でした。

次々起こる事象を慌てることなく対処し、

また、なんといっても自分たちが作り上げた

という自信と誇りを持ったのではないかと思いました。

実は私も初めての経験でプレッシャーを

感じていたのかも知れません。

この3日間本当にうまくいくのか?

来場者は来るのか?

準備や撤収が間に合うのか?

などなど

こんなこと全く思いもしなかったのですが、

帰りの飛行機でだんだん力が抜けていくのを

感じました。

やっぱり、ホッとしたんだろうと思います。

大分スタッフの顔が一人一人思い出し、

ああ、彼らとイベント出来て

本当に良かったなあと胸が熱くなりました。

それから、私には沢山のC4LANスタッフがいます。

彼等だって優秀なんです。

彼らのこと大分見たいに声をかけ気にかけていたのか?

そう思うと自分はまだまだダメなんだなあ

と感情が爆発してしまいました。

 

情けないことに、

羽田空港に着いて西村さんに電話したら、

思わずポロポロ涙が出てしまいました。

 

本当に大分ゲーマーの皆さんありがとうございました。

私にとっても大きな経験をさせて頂ました。

参加者の方でC4LANブースにお越しに

なられたゲーマーの皆さんもありがとうございます。

中には5月11日からのC4LAN2019SPRINGに来て頂くと

話してくれたゲーマーの方もいらっしゃいました。

また、ファミ通のユースケさん、

大分出身でもありますEAAの後藤さん

ありがとうございました。

勝手に友人だと思っており今後もよろしくお願いします。

最後に

大分県eスポーツ連合代表西村さん

花天月地代表の石田さんのお二人には

大変お世話になりました。

 

でわ!

今度は打ち上げに大分いくぞ!