2019.5.22 08:09 作成者:boss
こんにちは大家です
C4LAN2019SPRINGでは
沢山のゲーマーの皆様にお越しになり、
誠に有り難う御座いました。
お陰で約1300人くらいの来場者数となりました。
次回も趣向を凝らしてお待ちしております。
さて、今回で3回目のベルサール高田馬場さんでの開催でした。
この会場になった経緯は簡単ではありませんでした。
今回はいかにしてベルサール高田馬場に
なったのかをお話してみたいと思います。
ゲームに限らすイベント主催者の最大の悩みの種と言えば、
そう、会場探しであります。
いくら主催者がやる気があっても
場所が無ければどうしようもありません。
C4LANも初回の開催から常にこの問題に直面していまして、
ベルサールさんとお話をしていたのが、
ちょうど、2回目の浅草橋開催が終わった頃でした。
ただし、この時にはすでに冬と次年度の春に
平和島の会場を押さえていましたが、
より大きな会場を探し求めていました。
そんな時に知ったのがベルサール高田馬場でした。
新しく出来た会場はその広さもさることながら、
綺麗でしかも地下にある会場で騒音を
気にしなくて良いことがありました。
ひと目見た瞬間から
ここでやりたい
ゲーマーをビックリさせたい
という気持ちが沸き上がってきました。
ところが、開催にはもろもろの条件があります。
ベルサールさん側にかなりの無理をお願いしなくてはなりませんでした。
そこで、私は一か八か担当の方に、
「あなたには大変失礼ですが、決定権のある人と直接話をさせてほしい」
と随分失礼な言い方でお話をしました。
でも、この時は本当に必死の思いでした。
とても良かったのが
その担当の方は嫌な顔一つせず、
「わかりました、上に掛け合って見ましょう!」
と快く引き受けて下さいました。
やっぱり、何か動く時は大きな出会いがあります。
数日経ってからベルサール本社に来てくださいとの連絡を頂き、
早速、慣れないスーツとネクタイをして、
気合い充分で向かいました。
ミーティングの席で待っていると、
担当の方とあと3人くらいの方と対面しました。
1対4です。
完全アウェイ
緊張がMAXになりました。
そして、いつもの名刺交換
ここで初めてわかったのですが、
私が頼んだ決定権のある人は誰かと思いきや
なんと、社長さんが話を聞きにやって来られました。
ビックリしたのと同時にこりゃ大勝負だぞ!と
改めて気合いを入れました。
さて、ミーティング開始です。
LANPARTYってご存知ですか?
から始まりシーンとした中、
私一人がベラベラと説明をします。
しかし、一向に掴み所がなく話が終わってしまいました。
反応が薄い空気に包まれます。
正直、ああダメかなあって思いました。
説明が終わると質問が始まりました。
まず言われたのが、
「説明されてもよくわからないなあ」でした。
そりゃそうだと思います。
今回でも沢山のゲーマーの方がブログなどにC4LANを紹介しておりますが、
どれも、来ないとわからないイベントとなっております。
ましてや、どうみてもこの場にいる人達がゲーマーであるわけがありません。
ただ、社長さんがなぜ私の話を聞いて見ようとしたのか
それはベルサールさんの戦略として
eスポーツイベントを誘致して
一つのイメージにしたいとのことでした。
それでも、微妙な空気の中、
私は最後にこう言いました
「ぜひ、やらせてください!
絶対ゲーマーが喜びます。
それに、あそこ(高田馬場)がゲーマーの聖地になりますよ」
ってね。
この時、私は身体を乗り出すくらいの勢いだったと思います。
まあ、それくらい必死でした。
ここでミーティングは終了
全く手応えが無いままの帰路となりました。
帰りの新宿で1人一杯引っかけ、
やっぱり気合いだけじゃダメかなあ
なんて思いながらミーティングのこと振り返っていました。
それから、数日後
担当の方からメールが入ってきました。
内容は条件面についていろいろ書かれていました。
その内容事態は明らかにダメに近い内容だったのですが、
これはあくまでも直感だったのですが、
脈があるぞ!と強く思いました。
早速、返信をするにあたり、
C4LANのプロデューサーでもある田原君に
電話で今回の流れを話しました。
そして、田原君のアドバイスもあり、
もろもろ諸条件を再設定して、
再び、担当の方に連絡を入れました。
それからこの後、やり取りが1カ月程続くなかで、
だんだんと風向きが変わって行きました。
そして、とうとう契約を結ぶことが出来ました。
まさに、してやったり!
この時は大変申し訳ないのですが、
直近の平和島より早く高田馬場で開催して
ゲーマーを驚かしたいという気持ちが強くなっていました。
後日、ベルサールの社長さんはじめ
皆さんを平和島にご招待しました。
その時の様子は今でも覚えています。
スーツを着た5、6人くらいの明らかに
浮いた人達が会場を回っていました。
私はパーカーに半パンという格好で、
また、変な名刺交換組が来たのかな?
くらいに思っていましたら、
なんと、ベルサールさんの一団でした。
社長さんは私を見つけるやいなや
駆け寄って来てくださいました。
そして開口一番
「やっと意味が分かりましたよ!これがLANPARTYなんですね」
って言われました。
再び、してやったり!
お互い満面の笑みで再会を喜びました。
別れ際に社長さんが
「これがうちに来るんですね!小林さん」
に対して私は
「そうですよ!」
とニヤリとして答えました。
ベルサールの皆様には
いつも大変なご理解とご協力を頂き、
本当に感謝しております。
特に当時いろいろ動いて頂きました。
ここではお名前は伏せさせて頂きますが、
担当の方、そして、大きな決断をして頂いた社長様には頭が上がりません。
改めて、お礼申し上げたいと思います。
お陰様でこの会場でも手狭に感じるくらいに、
規模が膨らんで来ております。
今後もご迷惑をお掛けするかもしれませんが、
引き続きよろしくお願いします。
ではまた!