保護者として初めてeスポーツ大会を観戦

こんにちは大家です!

 

先日あるオフライン大会に保護者として観戦することになりました。

その大会のオンライン予選は7月にありました。

元々こんな親ですから子供も影響があり、

物心ついた頃にはFPSをしている特異な人生を歩んでいました。

それで、いつかはこんな日もくるのかなぁ

くらいには思っていましたが、

いざ現実になると想像していたよりドキドキの連続でした。

さて、

予選はまあひどいもので、

完全に舐めてかかり予選通過が40位に

対して60位とか100位とか

つまり箸にも棒にも引っ掛からない戦績でした。

ところが、風向きが変わったのが、

なんと追加枠が運営から発表されました。

しかし、その枠は4チームまで、

最初の予選から比べると約1/10の狭き門になりました。

この大会はバトル・ロワイアルと呼ばれる形式のゲームで、

二人でチームを組んで戦います。

大会参加には、まず、チームメイトを探すところからはじまりました。

何人か候補が居たようですが、

最終的に決まった相手は建築物を建てられる別のゲームをやっていて、

それに類似しているからという理由でやっていただけの

いわゆる素人に近いゲーマーでした。

そのため、大会どころかFPSもガッツリやるのが初めてみたいな感じでした。

 

さて、一回予選落ちしたことが、

よほどのショックだったようで、

かなり落ち込んでいました。

それもそのはずで、

先ほども書いたようにかなり甘く考えていたため、

予選前の練習ではチームメイトに

何で出来ないのか?とか

さっき言ったじゃんか?とか

正直、心配になるような言動が聞こえてきました。

チームメイトも練習でボコボコにされるとすぐに練習を止めたり、

お互いにかなりメンタル的にキツかったようでした。

まあ、親としては何も言わずただ見守るだけでしかありませんでしたが、

これでは、勝てる訳がないと思っていました。

 

それが、復活枠が決まるとこれが変わっていきます。

余程反省したのとどうしても予選を突破したい

という強い気持ちがあったようでした。

チームメイトに対しては、

まず、その口調が大きく変わりました。

ナイス!とか

よかった!とか

大丈夫!とか

さらには

今のごめん!

なんてね。

自分たちの試合を振り返り反省会もやっておりました。

チームメイトのモチベーションを上げるのにはどうしたいいの?

とか私にも聞いてきたりしてきました。

この変化に本当にビックリです。

 

そして、予選は見事3位で通過が決まり、

晴れてオフライン大会に進むことが出来ました。

 

さて、本場を迎えました。

会場は大変立派な施設で、

長年CyACで主催をしてきた私ですが、

情けないかな緊張と不安が走りました。

沢山の有名人が大会を盛り上げ、

オープニングも大変素晴らしく、

ステージのボルテージは最高潮になりました。

その壇上に我が子がいるのがなんだか不思議な感じがしました。

 

いよいよ試合がはじまりました。

自然と両手を握りしめ

「行け!」

と心の中で叫びました。

 

結果は総合で同率の10位

ファーストブラッドを決めたり、

最後の試合は3位になったり、

それなりに爪痕を残せた大会になりまして、

親としてはもう充分な結果でした。

泣くかな?とも思いましたが、

グッとは来たものの、むしろほっとしました。

 

試合後、二人に頑張ったねと声をかけると、

スッキリした表情でした。

友達も沢山出来たみたいで、成績に対しても

まあまあ満足のいく結果だったようです。

 

大会を通して、

わずか数ヶ月の間に二人がこれだけ成長したのには

ただただ驚きでした。

また、これまでは大会主催者として経験して来ましたが、

今回は保護者として大会を初めて経験しました。

いつもとは全く心境が変わることを知りました。

 

今回運営の方々と直接お話をする機会はありませんでしたが、

いち保護者として、

このような素晴らしい大会に参加させて頂いたこと、

大変感謝しております。

まずはお礼を申し上げたいと思います。

 

また、これから沢山のゲーマー達が

沢山大会に出場することだと思います。

もし、eスポーツに我が子が挑戦する時は、

保護者の皆さん!

ぜひ、応援して上げてください。

 

eSPORTS最高!

ですから

 

では!