2020.5.2 12:32 作成者:boss
こんにちは大家です!
コロナ騒ぎで自粛のためずっと滋賀で仕事を続けています。
まあ、とにかく先の読めない状況はじわじわボディーブローのようにわが社にも影響を与えてきています。
そんなこんなで、毎日闘っております!
コロナマジで終わってくれよ!と願うばかりです。
さて、滋賀と千葉の往復する移動時間が単純に空くこともあり、
毎日、ゲームの合間に読書をしています。
ここ数日で読んでいるのが大好きな野村監督の本で、
たまたま、帰りがけに寄った本屋さんには野村監督の特集スペースが出来ておりました。
いくつか手に取って実際に購入もしました。
その中でも、「超二流 天才に勝つための一芸の極め方」という本がすごく面白くお勧めです。
このブログをたまたま読んでくれているゲーマーでも普段は仕事で部下を持ったり、
プロゲーミングチームのオーナーだったり、チームのリーダーだったり、部活のキャプテンだったり、
組織をコントロールする立場となる管理者の人も沢山いるのではないでしょうか?
そんなゲーミング管理者の方に特にお勧めの本であります。
そもそも、タイトルにある「超二流」という言葉
野村監督は尊敬する三原監督が作り出したものだと冒頭に書いています。
ただ、私の場合はもうかなり前から「超二流」という言葉は自分の言葉としてすでに持っています。
その発端は私の大好きな立川談志師匠といかりや長介さんとの対談の動画でした。
その中で、師匠が「ちょうべい!俺は超二流で行くよ」と語っておりまして、
当時赤字続きの事業に心が折れそうな時期にあった私に
衝撃的な言葉として飛び込んできた言葉それが「超二流」でした。
まさに電気が走るとはこのことだと思いました。
「CyACは一流でなく超二流を目指そう!」と自分の進むべき道を決めさせてくれた言葉でもあります。
この言葉がなければC4LANは実現しなかったと思います。
※過去ブログにも話題にしてます(http://tgsh.cyac.com/blog/41)
そんな「超二流」を目指している私ですが、
これまでも、才能がない私のような人間はどこを強みとして生きていくのか?
そのことばかりを常に考えています。
常に自問自答の毎日です。
こんな私なので、書店で並んでいた「超二流」という文字は当然目に付き、
その著者がこれまた大好きな野村監督ということであれば、
興味が沸かない訳がなく真っ先に手に取ってしまいました。
この本は部下や組織に悩んでいる人にはいろいろヒントとなることが多いのではなかろうかと思います。
結局仕事は人とのコミュニケーションの割合が大きく占めます。
人は人間関係を今まで培ってきた経験を基に築き上げようとしていきますが、
新しい環境になれば全然違う新しい関係を作り上げることになります。
たとえ職場が同じでも昨日までいち選手、いちスタッフだったのが管理者となれば、
なぜできない?なぜ動かない?なぜうまくいかない?
のなぜ?なぜ?なぜ?の連続だと思います。
そうした中で人間関係は劇的に変化していきます。
そこで、悩み挫折を覚えていくことが多いと思います。
自分は管理者として才能がないのでは?と
あれだけ自信のあった自分が打ち砕かれる人もいるかと思います。
もちろん、うまくいく人もいます。
ただ、ほとんどの場合が前者ではなかろうかと思います。
この本で書かれている野村監督の言葉は
管理者やリーダーになることの辛さやもっと言えば人としてどうあるべきか?
覚悟というか、
今自分は何をすべきかのヒントを与えてくれるかもしれません。
野村監督はもうこの世にはいませんが文章から
まるで今でも生きているかのように語り掛けてくれます。
もちろん、雲の上の存在の監督とはお会いしたことはありませんが、
テレビ拝見してる時の声がまさに耳元でささやいてきます。
皆さんもコロナで自宅にいる方も多いと思いますが、
自分を見つめるいい時じゃないかと思います。
もし、時間があれば、
ゲームの合間に読書するのも良いかと思います。
では!