幹部スタッフの作り方、うち独自の管理者教育 これが毎月なので正直しんどいけどやりがいがある

こんにちは大家です!

 

幹部スタッフに読書をしてプレゼンをしてもらい、

議論をすることを毎月行っています。

始めてから1年と9ヶ月が経ちました。

これまで、直接仕事に参考になりそうなビジネス書や

歴史小説、エッセイなど様々な分野をやってきました。

そもそも、始めたきっかけは、

業務上の細かいミスが続いた時でした。

私はこのまま放っておくと大きな事故につながりかねないと、

危機感を持って話をしていました。

しかし、危機感を持つのはそのミスを犯した職場の担当者だけで、

他の担当者はどこか他人事になります。

 

こんな小さな組織なのに縦割りが起きていたのです。

ただ、イライラしても仕方がないと、

スタッフには諭すように、

「こんな我々でも縦割りが起きているんだよ、このままだと大変なことになるよ」

と何度も訴えていました。

ところが一向に良くなるどころか、その後もミスが連発しました。

 

私は30代くらいまでは率先垂範、現場も先頭に立って、

時にはついカッとなって、キツイ言い方をしたりしてました。

ただこの頃は自分の関わる範囲がずっと狭く、

とりあえず、現場にさえ行けば大抵のことは解決出来たので、

自分の思った通りのことを、ひたすら感情の赴くまま指示していました。

しかし、今は違います。

会社の代表で仕事の範囲も格段に広いですし、当時とは違って事業部も2つから9つに増え、

考えることも違っています。

 

私としては、幹部スタッフには自ら気が付いて行動してもらいたいのです。

もし、頭ごなしに命令すれば、彼らにも部下がいて立場があります。

メンツが丸つぶれです。

それに、私自身がそうなのですが、

言われてやるより、自分からやった方が絶対に良いと思っているので、

なおさら、諭すような話し方をしていました。

 

ただ一向に変わらない状況を見て、さすがに何かが足りないと感じました。

そこで、失礼ながらうちの幹部スタッフは、

普段使っている日本語(文字)をよく知らないのではないか?

だからお互いの意志がうまく伝わらないのではないか?

と思うようになりました。

 

うちの幹部スタッフはほとんどが中卒、高卒で、

私もそうですが、学卒とはいえ有名大学を出たわけではありません。

他の学卒上がりのスタッフも似たりよったりです。

ほとんど、人生の経験と勘だけで生きてきたと言っても過言ではないと思います。

 

文字を知らないから文章を理解できない。

文章を理解できないから相手に伝わらない。

伝わらないから縦割りになる。(関心がわかない)

そう結論付けました。

 

これらを克服するためには、どうしたらよいか?

それには、

まず、文字を知ることなのではないかと思いました。

では、文字を知るにはどうすれば良いのか?

それは読書をしたら良いのではないか?

と考えました。

 

この読書をしてプレゼンをするには、ベースとなるテーマがあります。

1、自分で考えて自分で決める。

2、プロなのだから結果を出す。

そう決めました。

 

どこまで続くかわかりませんが、

この試みは今のところ大変効果が出ています。

 

ちなみに、

幹部スタッフだけに課題を渡すのは公平じゃないと思い、

彼らが選んだ本を毎月必ず読破することを自分自身に課しています。

お陰でスタッフ13名分で毎月13冊以上の本を読み漁っています。

正直しんどいけど、やりがいがあり充実しています。

皆さんも読書はどうですか?

 

でわ!