2017.5.11 06:23 作成者:boss
5月3日から5日まで浅草橋ヒューリックホールで開催しました
C4-LANspringはお陰様で500人以上の来場者があり
なんとか、次回も続けられる根拠が出来上がりました。
来場者であるゲーマーの皆さんも、
また、スポンサー企業の担当者さんも関わる全員が
みんなで作り上げようという高い志しが一致し、
気持ちが同じ方向に向かった結果だと思っています。
本当に素晴らしいイベントとなったことは、感謝でしかありません。
ただし、ここがゴールかと問われれば、まだスタートにも立っていないという認識です。
ここでCyACのことよく聞かれるので、改めて書きます。
2004年にCyACがはじまりました。
e-sports元年やらe-sportsの夜明けなど、
少し盛り上がっては消えていくことが毎年繰り返し、
そうこうしているうちに、撤退または縮小する団体や企業が現れ、
気が付くとCyACも滋賀で細々とFPSを中心に営業を続けている状況になりました。
手前みそではありますが、直近の5年間は優秀なスタッフが何人も私の元を去っていきました。
いよいよダメだ!と感じたのは2年前の8月でした
CyACやめるか!
実際にスタッフの退職金やら何やらが頭をよぎりました。
こんな時に、フランスからESWC(e-sports world cup)出場の依頼が舞い込んできました。
この中のタイトルにはFIFAが入っていました。
このFIFAについては、1年前にマイキー君(現在、東京ヴェルディー所属)と共にESWCに行き、
その後のFIFA公式大会FIWCの本戦にも応援に行ったりしてました。
このESWC、特にFIFAに日本代表を連れていくか!と
どうせCyACをやめるならと破れかぶれな気持ちでESWCに行くことに決めました。
もし、これがなかったら今のCyAC、C4-LANはなかったと思います。
この破れかぶれの気持ちが良かったのか、とにかく、やるなら絶対に勝つことしか頭になく
その時に今までの反省を生かして、まず、最低1週間前にはパリに行き事前準備を行い、
さらに、アメリカでFPSのプロをしていた田原君を
通訳兼マネージャーとして一緒に連れて行くことにしました。
スポンサーなし、採算全く無視の事業としてはなんのメリットもないのですが、
先に書いたようにひたすら勝ちにこだわっていました。
結局、これまで以上に本気で闘ったパリでの経験が、
CyACを続けようという気に再びさせてくれました。
ちなみに、これが縁で田原君にCyACのプロデュースをお願いすることになります。
とはいえ、じゃあCyACどうする?
まだまだ、アイデアも何もありません。
実はESWC参加の1年前からスタッフの一人とe-sportsの現場を見に行こうと
いろんな企業や団体、関係者に営業兼ねて会いに都内を回っていました。
しかし、残念ながらそこは現場ではなく、e-sportsで苦しんでいる
これまで、知っているe-sports界隈の姿を改めて見ただけで
答えは全くありませんでした。
それと、同時に私のライフワークとして今でも続けている
ゲーマーに会いに行くことをしておりまして、この頃からはじめておりました。
このゲーマーに会うことはまさに現場そのものでした。
C4-LANのコンセプトには、これまでに出会ってきたゲーマーの考え方や意見がかなり影響を受けています。
とはいえ、ゲーマーの意見の比較対照として、先に書いたe-sports関連の訪問は大変役に立ちましたが…
こんな中で、ゲーマーが個人主催している大会を沢山知ることになります。
大抵、100人から300人くらいの大きな規模で開催されていました。
ふと、
「100人規模の大会を10個同じ場所で開いたら
1,000人のゲーマーにいっぺんに会うことが出来るなあ…
いや、出来るぞ!」とまさに、私の頭に電気が走りました。
興奮した私は気が付いたら、話の整理もせず、先に紹介した田原君に
「友達1,000人出来るかな?」と質問をしていました。
突然訳のわからない質問を受けた彼の返答は
冷たく「勝手に作ってくださいよ」でしたがw
これが、きっかけで、プロデューサーである田原君が必至で友達1,000人出来るかな?を
真剣に考えてくれて、最終的にLANパーティーに繋がって行くことになりました。
とはいえ、LANパーティーどうする?
もちろん、彼は数年間TOKYOゲームナイトというLANパーティーイベントを主催していたので、
経験はありますが、よく聞いてみると一番大きい開催が実はCyACの千葉倉庫だと聞きました。
今回目指す規模はその倍以上、借りた浅草橋ヒューリックホールは3倍の広さです。
失敗したらCyACはさすがにおしまいです。
私自身も田原君、スタッフと共に必至で営業を周り、
ゲーマーにひとり1人会いに行ってLANパーティーの参加を本気で頼みに周りました。
そうして、沢山のゲーマーの方や企業の方が我々の熱意に答えて頂き、開催することが出来ました。
さて、冒頭に書きました、まだ、スタートにも立っていない
これは、1,000席を用意して、ゲーマーに1,000席買ってもらい
ここではじめてスタートだと言えると思っております。
なぜか?友達1,000人出来るには、まず、ゲーマー1,000人来てもらわないといけないから…
そして、来て頂いたゲーマーの皆さんも友達1,000人出来たら最高です
それには、まだまだ、でも最短距離で実現したい!
その為には沢山のゲーマーに協力してもらわないと出来ません。
野望は続くよどこまでも
どん欲に大胆に、そして、ゲラゲラ笑いながら
ど真ん中を全速力でつっ走って行きたいです。