すごかったぞ!C4-LANspring でも、まだ道半ば

5月3日から5日まで浅草橋ヒューリックホールで開催しました

C4-LANspringはお陰様で500人以上の来場者があり

なんとか、次回も続けられる根拠が出来上がりました。

来場者であるゲーマーの皆さんも、

また、スポンサー企業の担当者さんも関わる全員が

みんなで作り上げようという高い志しが一致し、

気持ちが同じ方向に向かった結果だと思っています。

本当に素晴らしいイベントとなったことは、感謝でしかありません。

ただし、ここがゴールかと問われれば、まだスタートにも立っていないという認識です。

ここでCyACのことよく聞かれるので、改めて書きます。

2004年にCyACがはじまりました。

e-sports元年やらe-sportsの夜明けなど、

少し盛り上がっては消えていくことが毎年繰り返し、

そうこうしているうちに、撤退または縮小する団体や企業が現れ、

気が付くとCyACも滋賀で細々とFPSを中心に営業を続けている状況になりました。

手前みそではありますが、直近の5年間は優秀なスタッフが何人も私の元を去っていきました。

いよいよダメだ!と感じたのは2年前の8月でした

CyACやめるか!

実際にスタッフの退職金やら何やらが頭をよぎりました。

こんな時に、フランスからESWC(e-sports world cup)出場の依頼が舞い込んできました。

この中のタイトルにはFIFAが入っていました。

このFIFAについては、1年前にマイキー君(現在、東京ヴェルディー所属)と共にESWCに行き、

その後のFIFA公式大会FIWCの本戦にも応援に行ったりしてました。

このESWC、特にFIFAに日本代表を連れていくか!と

どうせCyACをやめるならと破れかぶれな気持ちでESWCに行くことに決めました。

もし、これがなかったら今のCyAC、C4-LANはなかったと思います。

この破れかぶれの気持ちが良かったのか、とにかく、やるなら絶対に勝つことしか頭になく

その時に今までの反省を生かして、まず、最低1週間前にはパリに行き事前準備を行い、

さらに、アメリカでFPSのプロをしていた田原君を

通訳兼マネージャーとして一緒に連れて行くことにしました。

スポンサーなし、採算全く無視の事業としてはなんのメリットもないのですが、

先に書いたようにひたすら勝ちにこだわっていました。

結局、これまで以上に本気で闘ったパリでの経験が、

CyACを続けようという気に再びさせてくれました。

ちなみに、これが縁で田原君にCyACのプロデュースをお願いすることになります。

とはいえ、じゃあCyACどうする?

まだまだ、アイデアも何もありません。

実はESWC参加の1年前からスタッフの一人とe-sportsの現場を見に行こうと

いろんな企業や団体、関係者に営業兼ねて会いに都内を回っていました。

しかし、残念ながらそこは現場ではなく、e-sportsで苦しんでいる

これまで、知っているe-sports界隈の姿を改めて見ただけで

答えは全くありませんでした。

それと、同時に私のライフワークとして今でも続けている

ゲーマーに会いに行くことをしておりまして、この頃からはじめておりました。

このゲーマーに会うことはまさに現場そのものでした。

C4-LANのコンセプトには、これまでに出会ってきたゲーマーの考え方や意見がかなり影響を受けています。

とはいえ、ゲーマーの意見の比較対照として、先に書いたe-sports関連の訪問は大変役に立ちましたが…

こんな中で、ゲーマーが個人主催している大会を沢山知ることになります。

大抵、100人から300人くらいの大きな規模で開催されていました。

ふと、

「100人規模の大会を10個同じ場所で開いたら

1,000人のゲーマーにいっぺんに会うことが出来るなあ…

いや、出来るぞ!」とまさに、私の頭に電気が走りました。

興奮した私は気が付いたら、話の整理もせず、先に紹介した田原君に

「友達1,000人出来るかな?」と質問をしていました。

突然訳のわからない質問を受けた彼の返答は

冷たく「勝手に作ってくださいよ」でしたがw

これが、きっかけで、プロデューサーである田原君が必至で友達1,000人出来るかな?を

真剣に考えてくれて、最終的にLANパーティーに繋がって行くことになりました。

とはいえ、LANパーティーどうする?

もちろん、彼は数年間TOKYOゲームナイトというLANパーティーイベントを主催していたので、

経験はありますが、よく聞いてみると一番大きい開催が実はCyACの千葉倉庫だと聞きました。

今回目指す規模はその倍以上、借りた浅草橋ヒューリックホールは3倍の広さです。

失敗したらCyACはさすがにおしまいです。

私自身も田原君、スタッフと共に必至で営業を周り、

ゲーマーにひとり1人会いに行ってLANパーティーの参加を本気で頼みに周りました。

そうして、沢山のゲーマーの方や企業の方が我々の熱意に答えて頂き、開催することが出来ました。

さて、冒頭に書きました、まだ、スタートにも立っていない

これは、1,000席を用意して、ゲーマーに1,000席買ってもらい

ここではじめてスタートだと言えると思っております。

なぜか?友達1,000人出来るには、まず、ゲーマー1,000人来てもらわないといけないから…

そして、来て頂いたゲーマーの皆さんも友達1,000人出来たら最高です

それには、まだまだ、でも最短距離で実現したい!

その為には沢山のゲーマーに協力してもらわないと出来ません。

野望は続くよどこまでも

どん欲に大胆に、そして、ゲラゲラ笑いながら

ど真ん中を全速力でつっ走って行きたいです。