LANパーティーヒーローやらCyACの大会モラルとか

こんにちは、大家です。

FPSの大会をはじめ、流行っている、または、過去に流行っていたタイトルでは、

イベントを開催すると必ずと言ってよいほど、チートや不正行為に苦しむ。

もちろん、それは参加者が増えればいろんな人が現れるので、

覚悟の上でやっているのだ!と言いたいところだか、

実際は想定外の事が起きたり、もちろん、運営がミスを犯したり、とにかく失敗の連続である。

勝負事なので不正行為には、当然参加者は良い気持ちはしない。

13年目に入るCyACでありますが、お陰様で今年もイベントや大会を開催出来ている。

CyACルールというか、独自発展してきたものから、いろいろあるのだが、

何にしても流行りだすと心ない言葉が飛び交うことになる。

もちろん、運営の落ち度があれば、それは真摯に受け止めないといけない。

その事を踏まえた上で、細心の注意が必要になる。

しかし、残念ながら運営だけではどうしようもない事がある。

オンラインで判別できない反則行為、それに対する誹謗中傷など、

数えたらきりがありません。

ある集まりでのこと、不正行為の対処について話題になったことがあった。

「判別しようのない事例については判断出来ないから、

仮に限りなく反則行為に見えても放っておくしかない

なぜなら、証拠がないから…」

そう言われたことがある。

しかし、同時に違和感も感じた。

まさに、正論なのかもしれない、もちろん、うちの運営も基本はこの考え方である。

しかし、正しい解答も時間が経てば変わるかもしれないし、

これだけのバッサリとした対策で良いのか?と疑問も抱いている。

時間が経てばとはいろいろ含まれていて、

例えば、後から判別ができるようなったとか、

決定的な証拠が見つかったなど様々な要因が上げられる。

先に書いた、正論だけで運営をしてしまうと、往々にして、

これらが、わかった時に対応を誤る傾向があり、かなり危険だと思っている。

一度でも大会を運営してしたことがあるとわかるかと思うが、

後に不正行為がわかった時に、

運営側は、ネット上を含めて、どのくらい世の中で話題になっているかを相当気にするのだ。

これは、参加者が思っている以上に気にするものなのだ。

しかし、問題はこの後対応で、特に話題になってない場合には、

(いわゆる炎上してない場合)

判断を見誤ることをしてしまう傾向がある。

例えば、不正の報告がなかったことにするとか、

運営としてはルール設定当時には、不正行為を認識できなかった、

などの理由を付けて放置するなど、

ひどい場合は、違う解釈を用いてルールを事実上変更してしまうことで、

不正行為があたかも不正で無くすように見せるなど

いろいろ、やってしまいがちなのだ。

どれも、最悪な対応である。

特に不正行為に至ったプレーヤーが少しでも有名だったりすると、

どうしようか?と気持ちがぐらぐら揺れるのだ。

いろんな数字を持って来れるプレーヤーならなおさらだったりする。

有名プレーヤーの数字を当てにした大会を

開催したとかの場合は、さらに最悪になる事態が予想される。

いずれにしても、不正行為は許されるものではない。

 

お陰様で、C4-LANを2回開催することが出来た。

参加者をお客様とは言わないようにしている。

「LANパーティーヒーロー」

あえてこう呼んでいる

この意味は、C4の開催はCyACだけがどんなに頑張っても、

参加者の方々が暴れたり、ゴミを散らしたり、ましてや建物を損壊したり、

もちろん、会場付近でもモラルのない行為をされてしまうと、

あっという間に開催が出来なくなってしまうのだ。

そこで、参加者にはお客様でなく、ヒーローになってもらい、

ヒーローとは何か?を考えてもらい、

ヒーローらしい振る舞いをしてもらうようにお願いしている。

私の記憶ではサッカーのJリーグが始まった時、

海外のスタジアムで発煙筒が焚かれたり、

フーリガンと呼ばれる過激なサポーターとかが紹介され

ちょっと不良で危険な感じとかが、

お洒落でカッコいいみたいな風潮が巷にあった気がする。

しかし、昨今、日本代表がワールドカップに行き、

応援したサポーターは何をしたか?

そう!掃除です。

こんな、サポーターたぶん他にはないと思う。

モラルはすぐに上がるものではない、この行為になる裏には

サッカー大会を運営する人、プレーヤー、

そして、応援するサポーターの努力の積み重ねだと思う。

 

CyACを応援してくれる方が沢山いる。

C4を応援してくれる方が沢山いる。

運営者ひとり1人が頑張らないといけません。

参加者ひとり1人が頑張らないといけません。

この二つがあって初めてイベントは成功になるのでは?

C4では次回規模が大きくなる予定だ。

CyACでは久々にSR2on2を開催する。

反響があればオフライン大会も計画している。

その全てが参加者のモラル無しには開催出来ない。

運営側であるCyACは、よりヒーロー達に、

時に優しく、時に毅然とした態度で寄り添って行けたらなあと思っている。

いろいろ含まれて、SR2on2盛り上がったら良いなあ…